「必要な資料が見つからない」「新入社員が何を見ていいかわからない」
そんな「情報の迷子」は、組織が成長する過程で必ずぶつかる壁です。
maruttoでも、以前はGoogleドライブ内の目的の資料を探すことに時間がかかり、業務効率を阻害する原因となっていました。
私たちがこの課題を「追加コストゼロ」でどう解決したのか。
Google Cloud パートナーとしての知見を詰め込んだ、自社DXの事例を詳しくご紹介します。
01. 課題
■ ドライブの迷宮と、阻害される「早期戦力化」
組織が拡大するにつれ、maruttoの社内では「情報のブラックボックス化」が深刻な課題となっていました。
●情報の散在と「権限の壁」
Googleドライブの各所に資料が点在し、複雑な権限設定も重なって「そこに資料があること」すら認識できない状況が常態化。ベテラン社員ですら、日々の「資料探し」に貴重な時間を奪われていました。
●オンボーディングの限界
特に影響を受けていたのが新入社員です。どこに何があるか不明確なため、自力で情報をキャッチアップできず、常に先輩社員の手を止めて質問しなければならない環境でした。これが早期戦力化を阻む、目に見えない「大きな壁」となっていたのです。

02. 解決策
■ 「Google サイト」をフル活用。導線の一本化を追求
高価な専用ナレッジ管理ツールを導入する選択肢もありましたが、私たちはあえて「既存のGoogle Workspace環境」のみで解決することを選択しました。
✓ Google サイトによる「ナレッジポータル」の構築
Google Cloud パートナーとしてのノウハウを活かし、Google Workspaceの「サイト」機能を用いて、全社共通のポータル画面を構築。以下のポイントにこだわり設計しました。
● 情報のワンストップ化
散らばっていたドライブ、スプレッドシート、マニュアルへのリンクをポータルに集約。「ここを見ればすべてがわかる」状態を作りました。
● 「迷わせない」UI設計
誰がアクセスしても直感的に必要な情報に辿り着けるよう、導線を一本化。
● セキュリティとアクセスの両立
既存の権限管理を活かしつつ、「安全かつ迅速」に情報へアクセスできる権限設計を再構築。
新たなツールを導入しないため、導入コストは実質ゼロ。使い慣れたツールだからこそ、社員への浸透もスムーズでした。
03. 結果
■ 「車輪の再発明」が激減。自走する組織へ
ポータルサイトの運用開始後、社内の生産性は劇的に向上しました。
●「自律型オンボーディング」の実現
新入社員がポータルサイトを起点に、自力で必要なドキュメントやフローを学習できる環境が整いました。先輩社員のサポート負担が軽減され、教育の効率が大幅に向上しました。
●過去の資産(ナレッジ)の有効活用
埋もれていた優良な提案書や技術資料が「誰でも検索可能」になったことで、似たような資料を一から作る「車輪の再発明」が激減。組織としての知見が着実に積み重なるようになりました。
●「既存環境の最大化」という成功モデル
高価なシステムを入れずとも、設計次第でここまで生産性は変わる。この実証結果(PoC)は、同様の課題を抱える多くのお客様にとっても、非常に再現性の高いDXモデルケースとなりました。

おわりに:あなたの会社のGoogleWorkspace、眠っていませんか?
今回の事例で私たちが証明したのは、「ツールを増やすこと」だけが解決策ではないということです。今ある環境をどうデザインし、どう情報の導線を引くか。
それだけで、組織のスピードは劇的に変わります。
「うちの会社も情報の整理が必要だ」「Google Workspaceをもっと使いこなしたい」と感じられたら、ぜひmaruttoにご相談ください。
自社で培った「生きたノウハウ」を、貴社の課題解決に還元いたします。









