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小さな会社のデジタル化

更新日:2022年6月17日

まるっと~!(←口癖にしたい)おはようございます! 笑う門には福来る!今日も元気なNico-tanです。

さて、今日のお題は「デジタル化」最近は普通に言う言葉としてDX、デジタルトランスフォーメーションと言ったりしています。 人によっては随分ぼんやりした言葉で何となく分かったような分からないような怪しい言葉に聞こえるかもしれませんね。

ただ、経産省が定義しているこの言葉ですが、こう記されています。

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること

言葉が洗練されてますね。。。私とは大違い(笑)

ここでは特に小さな会社でありがちな(まあ大手も中堅もある話かもしれませんが)デジタル化だのデジタルトランスフォーメーションに取り組む際の注意点を実体験交えて簡単にお話ししたいと思います。

ITという前に

これはとあるお客様であった話

お客様先でプロジェクトのキックオフをする際に経営陣のお一人がおっしゃった一言が印象的で内容も同意することでした。

コロナ禍でリアルのビジネスでしかやってこなかった当社が、DXと聞いて即座に思いついたようにIT活用を進める。というのはいいけども、その前にやることあるやんか!

と仰っていたことです。プロジェクトが始まった当初は課題が多い会社様だなーと思ってはいたものの目先の改善点をまず潰していくことに注力していたので大きな問題「そもそもなぜDXしたかったのか?」という問いに対して現状の課題があまり明確ではなかったのです。

目的があってその背景として課題があると思っていたのですが、このお客様ではぼんやりと「生産性を上げたい」「営業マンの受注だけではなくネットでの販売や、付帯サービスのWeb化や収益のサブスクリプション化」という課題をお持ちでした。

ですが、例えば生産性一つとっても

本当に生産性を上げたいか?上がったらどうなる?

今までの営業マンが訪問して収益を上げていたものをWebに置き換えられるか?又はWebでの収益が適切な商品特性か? 今でもやろうと思えばできるだろうにその背景となる業務調整や顧客との接点、自社の強み上げだしたらキリがない程考える切り口というかポイントがあります。

全てを明確にというのでなくても構わないと思いますが、ある程度の狙いは事前に整理してからITというツールを活用されたらいいかと思います。 でないと無駄にコンサルティングを依頼したり、アプリ開発を依頼したりしてしまう羽目になります。

できれば、DXに取り組む理由、現状の自社が置かれている業界のトレンドや自社のポジション、自社の強みとDXなどがマッチするか?そもそもDXに取り組まないといけないのか?

といったところは冷静に考えて頂きたいと思いますね。

ではでは良い一日を~

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