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デジタルトランスフォーメーション(DX)事例①

今日も暑いですね。大阪市内で午前中墓参りをしてきたのですが、暑さでヘロヘロになりましたね。暑さに弱いのですが、クーラーの聞いた部屋に戻って気を取り直して記事を書いています。

弊社支援先企業もご多分に漏れず、デジタルトランスフォーメーションに取り組んでいるのでちょっと事例ご紹介を

◎金属加工メーカーの例

こちら規模60名ほどの製造業様の事例、コロナ禍の中おおよそ4ヶ月前にお声がけ頂いた当時も現在も紙を多用した業務が多く、デジタルトランスフォーメーションに取り組む前段階として業務にITを活用する前提で改革を行うことを試行し始めて頂いています。

この企業様の悩みどころとしては、大きく営業系と生産管理系で課題を抱えておられました。その課題をITを活用して解決できないか?と考えた経営陣が社内にデジタル分野に知見および、デジタルツール類をどう活用していくかという全体像などを把握して戦略を立てていく人材がいないことを危惧されていました。

この企業様、社内でCADや一部の生産技術系の分野ではプログラミング人材などがいたりするので全く知見がないという訳ではないものの、社内の業務全体と社外の顧客・仕入先との関係性などビジネスモデル全体の改革をしようとした際、それを企画し推進(旗振り)ができるリソースがないようでした。

途中段階ではあるもののこの企業の経営者のイメージとこちらで考えた方向感と実現に向けたプロセスを設計するところをお手伝いさせて頂いています。

具体的には、営業側で営業情報を共有する際にExcelファイルを使って共有していたようです。これはこれで「情報共有」が目的なので共有ができていればいいのですが外出先で見れない。見ようと思うとVPN越しに社内のファイルサーバーにアクセスしてファイルを開けるなど煩わしさがありスマホなどのモバイルでファイルを編集しにくいなど情報共有がやりにくい。という課題がありました。

こちらについて、どういった情報を期待しているのか?どれくらいの粒度の情報が必要なのかを詰めた上でクラウドのSFAツールなどを活用する前提で業務の見直しを計りました。

業務見直しの通り、一ヶ月程度試行して頂いたところ国内だけでなく海外拠点も含めた営業拠点から有益な情報が共有でき、以前に比べると情報の鮮度と深度が改善されたとのこと。 共有のツールを変えて業務の見直しをしただけですが、IT活用といった観点で成果が出た事例でした。

デジタルトランスフォーメーションというと壮大なスケールを想定されてしまうのですが、最終的にはそのような壮大なスケールでの変革が必要といいつつ並行して足元のデジタル化と業務変革はセットで行っていく進め方が中小企業には合っているように感じています。短期と中長期の二軸ですね。

もっと事例をお話ししたいところですが、今日のところはここまで。 駄文お付き合い頂き、ありがとうございました。

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