01. 課題
■ AI導入を阻む「独自フォーマット」と「セキュリティ」の壁
DXを推進する立場の弊社でも、社内のドキュメント作成に時間がかかることが課題でした。
●図解作成のオーバーヘッド
業務フロー図やシステム鳥瞰図など、コンサル業務に欠かせない図解作成に多くの時間が割かれ、本来の業務である考えるための時間がとれない。
●属人化するクリエイティブ
提案用のモックアップ作成や議事録の整理が特定の担当者に依存しており、ナレッジの共有が進まない。
●汎用ツールの限界
ChatGPTやGemini、CopilotのようなAIツールの標準機能では、弊社指定の「自社様式」を100%再現することが難しく、また機密情報を扱う上でのセキュリティ確保も大きな導入障壁となっていた。
02. 解決策
■ AIでAIを作る。業務特化型ツールの高速内製化
「既存ツールが合わないなら、自社専用にカスタマイズすればいい」
maruttoでは、最新のAI技術を組み合わせ、現場のニーズに特化したツール群を短期間で構築・全社導入しました。
① 「Gem × GAS」による様式準拠の図解自動生成
Googleの生成AI「Gemini」のカスタマイズ機能「Gem」とGoogle Apps Script(GAS)を連携。通常、AIが苦手とする「決まったレイアウト図枠内での正確な図解生成」を自動化しました。これにより、テキストベースの指示から、即座にmarutto標準様式のフロー図が出力される仕組みを構築。
② 画像生成AI『Nano Banana』活用支援ツールの開発
高度なプロンプト技術がなくても、誰でも高品質な画像やデザイン案を生成できるよう、画像生成AI『Nano Banana』専用のプロンプト作成支援ツールを開発。営業担当者でも、顧客の要望に即したモックアップやLP用の資料を時間をかけずに用意できるようになりました。
③ セキュアな議事録・マインドマップ化環境
外部への情報漏洩を防ぐセキュアな環境下で、会議録の要約からマインドマップ化までを一気通貫で行うツールを整備。情報の整理にかかる時間を最小化しました。
03. 結果
■「技術的実証(PoC)」がもたらした提案力の進化
これらのツール導入により、単なる工数削減以上の成果が得られました。
●作図時間の劇的短縮と品質の均一化
「レイアウトの固定」と「内容の自動生成」を両立したことで、従来の手作業に比べ作図時間を大幅に短縮。誰が作成しても「maruttoクオリティ」の資料が完成する体制が整いました。
●提案スピードの圧倒的向上
商談中に出たアイデアをその日のうちに視覚的なモックアップとして提示できるようになり、お客様との合意形成がスムーズになりました。
●「生きた事例」としての提案力強化
これらのツール自体もAIを活用して短期間で実装されています。自社でセキュリティと実用性を検証済み(PoC済み)であることは、お客様へのAI導入提案において、何よりの説得力となっています。
おわりに
■ AI活用は「自社のカタチ」に合わせてこそ
AIは魔法の杖ではありませんが、自社の業務フローに正しく組み込めば、最強の武器になります。
maruttoでは、自社で実証した「本当に現場で動くAI活用」のノウハウを、お客様の課題解決にも惜しみなく投入しています。
「自社専用のAIツールを作りたい」「業務フローを自動化したい」とお考えの方は、
ぜひ一度maruttoにご相談ください。









